夏の天気がいい一日を撮ろう

前日の夜に目覚まし時計は日の出の1時間半前にセットしておこう
目が覚めたらまず外をみる。
晴れならもちろん出発
曇りなら東の空をみてみよう、日がさしそうなら出発だ
霧だったらこれも出発
雨だったら.....また寝よう......

 朝、最低でも日の出1時間前には丘にいたい
日の出前のやわらかなピンク色に染まる丘を楽しむなら
もっと前がいい。

 一日の最初のポイントは日の出30〜40分前にある
この時、上空に底がはっきりした雲があって日の出位置に雲の切れ目があると朝焼けが期待できる。
雲の底に朝日が反射してあざやかな朝焼けがひろがる時間は長くて5分間、本当のピークは1分あるかないかなので、車で移動中に空が赤くなり始めたらすぐに車を降りよう!

この時間帯はまだ空と丘の明るさの差が少ないので空と山と丘を同時にピンクに写し撮れる。
日の出が近付くにつれて空が明るくなり大雪山系がシルエットととして浮かび上がる

日の出だ。

 太陽を写すのはほどほどにしておこう。
できれば低い位置からの光にはえる被写体を探したい。それも朝ならではの....
草木についた朝露が輝きはじめる。
丘の土は太陽の光を浴びると一気に乾く、土の色合いが時間と共に変化しはじめる。

 超有名ポイントは朝一にいっておこう。観光客はまだいない。
特にお花畑で有名な”富田ファーム”は東向きの斜面にあって、朝日と相性がいいのでぜひいっておきたい。ただし、ここはシーズン中はどんなに早くいってもだれも居ないなんてことは一度もない。もっとも、みんなカメラマンなのであるが.......

トンボ
この時期のくせ者はトンボだ
現像してからフィルムをルーペでチェックしていると空にシミがあったりする
動きが早いので形が定まらず、フィルムに写ったシミがトンボだとわかるまでには何度かの夏を過ごさなければならなかった。
今時ならフィルムをスキャンして、パソコンで修正。とかいう手も簡単なのであるが、作品として仕上げたいのなら避けておきたい。
当たり前のことであるがよーく風景をチェックしてシャッターを切ろう、特に青空はチェックしておこう。


 太陽が高くなってきたら朝ごはんにしよう
あまりに朝が早い日には朝ごはんを食べてから一眠りということもよくある。こんなとき、かしわ園の木々の下、木漏れ日の中で朝寝というのが気持ちがいい

 日中はあまり目標を決めずに丘めぐりをするのがおすすめ。
大いに迷子になろう!朝夕はあらかじめ場所を絞っての撮影が多いので、その場所を昼間に探しておこう。天気がいいというだけでシャッターを切るのはほどほどに、後からがっかりすることが多いのはこんな時に撮った写真が多い。おっと... これは私だけかもしれない?

 丘の日中の撮影で注意しておきたいのが雲の出具合だ。
丘をメルヘン調に写し取るにはわた雲が似合う。特に天気の変わり目には美瑛に良く似合うわた雲がでやすい。夏の力強さを写し取るなら入道雲なのだがこれがなかなか出会えない。

 日が傾いてきたら
さっそく予め見つけておいた落日ポイントに向かう... というのは気が早すぎる。日がさしている間はできるだけ動き回って赤みがかった斜光にてらされる丘模様を探し出そう。地面のなんでもない凸凹が強調される。こんな時、雲の隙間から差し込んだ夕日がスポットライトになり思いもしない光景があらわれることもある。
いい気になって決めておいた落日ポイントから離れ過ぎ無いように!
太陽を正面から狙ってまともに写し取れるのはせいぜい日没30分前からなのでそれに合わせて落日ポイントへ、いよいよ間際になってくるとなってくると意外に速く日は沈む。

日没は思っていたよりもあっけない..... ただ沈むだけ

 日が沈んだら直ぐに振返ってほしい
あなたがいる場所は日が沈んでいるので日があたっていることはないのですが、標高の高い所はまだ日があたっている。旭岳、大雪岳はまだ夕日に照らされているかも... 夕日に照らされる山々、ときには雲が赤く輝いているかも知れない。
ここでもし山々が赤く輝いていてもその撮影可能時間はせいぜい10分、ピークは長くて3分。移動してポイントを探すよりここはジッと動かずあなたの周辺でなんとかすることをお勧めする。
 このパターンは慣れれば読めてくる、山を撮りたいなら日没のベストポイントを諦める。はじめから夕日に照らされるベストポイントへ移動しておこう。そのパターンとは日没方向に全く雲が無く、真ん丸の大陽が最後まで輝きつづけて山陰に隠れる場合だ。もちろんこんな時は夕日主題にしてもいい写真が撮れる。2兎を追うなかれ、まずは1兎を得よう!

 ところで
夕日の方向に雲がある、落日も見えたとするなら、その雲が焼ける可能性がある。撤収せずにその場に留まろう。多くの劇的な夕焼けはこの後にあらわれる。
 焼ければラッキー、好きなだけシャッターを切って下さい。刻々と焼け方は変化します。焼けのピークはピークを越えてからしかわかりません。美瑛で夕焼けが初めての方は躊躇せず撮ることをお勧めします。心配すべきことは帰ってからの現像代だけ...

 なかなか雲が焼けないときはいつまで粘るか?
きっとあなたの周りには何人ものカメラマンがいるでしょう、結構多くの人がかなり暗くなるまでその場に留まっているはずです。その判断は難しい、皆さん失敗の経験が多いんですよね!

そろそろ かしわ園へ帰りますか

 それとも冬の撮影にゆきますか? 

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